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『GOLDEN BOY』(ゴールデンボーイ)は江川達也の漫画、及びそれを原作としたアニメ。集英社発行の『スーパージャンプ』にて1992年15号から1997年20号まで連載された。 同社発行の『ビジネスジャンプ』2010年20号から2011年12号まで、『GOLDEN BOY II 〜さすらいのお勉強野郎 芸能界大暴れ編〜』というタイトルで主人公が芸能界に挑むという続編が連載された。 == 概要 == 連載当初は、自分自身の勉強の為に旅する主人公が、その旅の先々で困っている人達を助ける、一話完結の放浪記であった。しかし連載が進むにつれ、学園を舞台とする支配者の女生徒と被支配者であるその他の生徒たち、そして解放者である主人公とその協力者の2人の女性をめぐる物語を洗脳やスカトロといったキーワードを織り交ぜつつ作者の主張を伝える話が中心となり、当初と展開が変わってしまった。そして最後は打ち切りという形でストーリーは未完結のまま唐突に連載終了した。 江川自身、「金剛寺編」(単行本3巻)で連載を終了するつもりであった。しかし、ビデオアニメ化されるほど人気が高かったことから、編集部により無理やり連載を継続させられ、江川自身も編集部から「なにを描いてもいいから」という条件で連載を継続させた。そのため江川は人気獲得度外視で好き勝手なストーリーを展開させる。結果、読者人気は低迷し、連載継続から1年後、編集部から「あと3回で終わってくれ」と打ち切りが伝えられる。それに怒った江川は最終回で「一体 誰が邪魔をしてるんだっ」「この続きを描きたいっ!!」というセリフを主人公に語らせる。これは作中で原子力発電開発を批判したことによって圧力がかかったことを暗に述べる作者の最後の抵抗といえる。その回が掲載された『スーパージャンプ』の巻末においても「もう、『スーパージャンプ』では2度と描く事はないでしょう」とコメントしている〔『マンガジンマガジン Vol.2 江川達也』キネマ旬報社(キネ旬ムック マンガ家研究本シリーズ)ISBN 978-4873765648、87頁〕。 その後、江川が『週刊ヤングジャンプ』に連載をしていた『ONE ZERO NINE』にて本作の主人公である大江錦太郎が登場。『GOLDEN BOY』の続きは語られなかったが、『ONE ZERO NINE』の物語の核心に関わり、本作と同一世界であることが語られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GOLDEN BOY」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Golden Boy (manga) 」があります。 スポンサード リンク
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